ヴェネチア映画祭、9月2日に『Ink』で開幕

第83回ヴェネチア国際映画祭は、2026年9月2日から12日までヴェネチア・リドで開催される。オープニング作品はダニー・ボイル監督の『Ink』で、9月2日にパラッツォ・デル・シネマのSala Grandeで世界初上映される。

ダニー・ボイルの公開ライセンス画像
ダニー・ボイル · Wikimedia Commons · CC BY 2.0 · Montclair Film

『Ink』はオープニング作品であると同時に、コンペティション部門で世界初公開される作品でもある。

映画が描く実際の背景

映画は、ルパート・マードックが1969年に英国の日刊紙『The Sun』を買収し、ラリー・ラムに運営を任せた出来事を劇化する。AP通信は、同作が『The Sun』が英国で最も影響力のあるタブロイド紙へと成長していく過程を描くと報じた。

ダニー・ボイルは映画祭の公式発表で、1969年の『The Sun』創刊を世界を変えた出来事として説明した。ただし、映画における実際の歴史の描写と、作品の完成度・受賞の可能性は分けて考える必要があり、公開前の現時点で最終的な結果を断定することはできない。

監督と主要キャスト

『Ink』はダニー・ボイルが監督を務め、ジェームズ・グレアムが自身の同名舞台劇を基に脚本を執筆した映画だ。主要キャストは以下のとおり。

  • ジャック・オコンネル:『The Sun』編集者ラリー・ラム
  • ガイ・ピアース:ルパート・マードック
  • クレア・フォイ:出演者

ここでいうルパート・マードックは映画で描かれる実在の人物であり、俳優が映画に出演するという意味ではない。マードック役はガイ・ピアースが務める。

開幕前に確認しておきたい点

映画祭の公式プログラムや上映スケジュールは変更される可能性があるため、9月2日の直前に改めて確認する必要がある。現時点で確認されているのは、開幕日、オープニング作品への選出、世界初公開、コンペティション部門での上映、監督・脚本・主要キャスト、そして歴史的題材までだ。

『Ink』の実際の観客の反応や批評、受賞結果は、世界初公開後に確認できる。

出典

  • La Biennale di Venezia, ‘Danny Boyle’s Ink is the Opening Film of the Biennale Cinema 2026’ — https://www.labiennale.org/en/news/danny-boyle%E2%80%99s-ink-opening-film-biennale-cinema-2026 (2026年8月31日確認)
  • La Biennale di Venezia, ‘The films of the Biennale Cinema 2026’ — https://www.labiennale.org/en/news/films-biennale-cinema-2026 (2026年8月31日確認)
  • The Associated Press, ‘Danny Boyle’s Rupert Murdoch movie “Ink” to open Venice Film Festival’ — https://apnews.com/article/ink-danny-boyle-rupert-murdoch-d07f77d9acc48d95920049d59dba6521 (2026年8月31日確認)
  • The Associated Press, ‘A four-hour Elon Musk documentary and a dark CIA comedy lead Venice Film Festival lineup’ — https://apnews.com/article/venice-film-festival-lineup-musk-gyllenhaal-awards-2f9851945d46b0855b51e95c29b344c4 (2026年8月31日確認)