FDAとCDCは、メキシコ・シナロア産ハラペーニョに関連するSalmonella Javianaの多州集団発生を調査しています。2026年8月21日時点の公式集計では、感染者431人、入院者57人、死亡者0人です。感染者は米国32州で報告され、発症期間は2026年6月19日から8月2日までです。

生のハラペーニョから加工食品へ拡大したリコール

対象となったハラペーニョはメキシコ・シナロア州で栽培され、Coast Citrus Distributorsを通じて米国内の卸売業者、飲食店、フードサービス事業者に流通しました。FDAによると、Coast Citrus Distributorsは2026年7月22日に一部のバルク製品を限定的にリコールし、8月5日には関連する残りの在庫のリコールに合意しました。

FDAのリコール一覧には、NatureBest・HEB、Taylor Fresh FoodsのTrader Joe’s・Freshness Guaranteed製品、Salata、Whole Foods Market、Dairyland Produceに関連する製品が含まれています。リコール対象は、生のハラペーニョを使用したサルサ、ワカモレ、ピコ・デ・ガヨ、サンドイッチ、スープミックスなどにも拡大しました。

重要なのは「メキシコ産ハラペーニョ全体」ではなく、公式リコール一覧に掲載された製品と流通経路を確認することです。

Chipotle・QDOBAは現在、継続的なリスクには分類されず

FDAは、ChipotleとQDOBAが影響を受けたハラペーニョを受け取っていたことを明らかにしました。ただし、Chipotleは2026年7月20日から、QDOBAは7月28日から、該当製品の使用を中止しています。FDAは現在、両社を継続的なリスクとは見なしていないと説明しています。

したがって、両社が影響を受けたハラペーニョを受け取ったという事実と、現在もリスクが続いているという主張は区別する必要があります。

消費者が確認すべきこと

CDCは、リコール対象のハラペーニョやそれを使用した製品を食べずに廃棄するか、購入先に返品するよう勧告しています。対象食品が接触した食器や表面は、洗浄・消毒してください。

サルモネラ感染の症状は通常、曝露後6時間から6日以内に始まることがあり、下痢、発熱、腹痛などが現れます。症状だけでサルモネラ感染を確定することはできないため、関連製品を食べたかどうかと、症状が現れた時期を併せて確認する必要があります。

FDAによる今回の集団発生調査は、2026年8月21日時点で継続中です。感染者数やリコール一覧は今後の更新で変わる可能性があるため、製品を確認する際はFDAとCDCの最新の公式案内も併せて確認してください。

公式資料

  • FDA「Outbreak Investigation of Salmonella: Jalapeño (August 2026)」: https://www.fda.gov/food/outbreaks-foodborne-illness/outbreak-investigation-salmonella-jalapeno-august-2026
  • CDC「Salmonella Outbreak Linked to Jalapeños」: https://www.cdc.gov/Salmonella/outbreaks/javiana-08-26/index.html
  • FDA「2026 Recalls of Food Products Associated with Fresh Jalapeños from Sinaloa, Mexico and distributed by Coast Citrus Distributors」: https://www.fda.gov/safety/major-product-recalls/2026-recalls-food-products-associated-fresh-jalapenos-sinaloa-mexico-and-distributed-coast-citrus

資料確認時点:2026年8月30日11:00 UTC