複数のメディアは、ソウル広津警察署が、ソウルにあるセマウル金庫の50代男性理事長を金融実名法違反や横領などの疑いで捜査していると報じました。報道によると、理事長は2020年から職員・役員・親族らの名義を借り、計139件、約110億ウォン規模の名義貸し預金を開設・運用した疑いが持たれています。

主な変化

今回の事件で新たに確認された主な点は、名義貸し預金の規模と中央会による告発の経緯です。セマウル金庫中央会は、2026年6月の監査で関連する不正行為を摘発した後、2026年8月6日に警察へ告発したと報じられています。

セマウル金庫の公開ライセンス画像
セマウル金庫 · Wikimedia Commons · CC0 · LandAndTree
現時点で確認されているのは「容疑に対する警察の捜査」であり、裁判所による有罪確定の事実ではありません。

現在の状況

報道によると、名義貸し預金には理事長の妻と義母の資金も預けられていました。満期時に名義人の同意なく解約し、利息を合算して同じ名義で再預金する方法が繰り返されていたとも伝えられています。

セマウル金庫中央会は、理事長によるパワーハラスメントや職場内いじめの疑いについても監査を進めていると報じられています。ただし、捜査対象者の実名や所属する金庫名、具体的な資金の流れおよび横領額は確認されていません。

影響

今回の捜査開始だけで、当該金庫の預金払い戻し停止や、セマウル金庫全体の預金の安全性に変化が生じたことが確認されたわけではありません。そのため、特定の金庫に対する捜査状況と、セマウル金庫全体の預金保護制度を区別して見る必要があります。

セマウル金庫の公式案内によると、預金保護対象の金融商品は、当該セマウル金庫を基準に、元金と所定の利息を合算して1人当たり最高1億ウォンまで保護されます。

次に確認される時点

今後は、警察による追加発表と、セマウル金庫中央会の監査結果および懲戒の有無が確認すべき事項となります。現時点の検索では、今回の事件について中央会が発表した別途の公式釈明全文や、最終的な監査結果は確認されていません。

出典

  • [ソウル新聞、「警察、『110億ウォンの名義貸し預金』ソウルのセマウル金庫理事長を捜査」](https://www.seoul.co.kr/news/society/2026/09/02/20260902500335) — 2026年9月2日報道
  • [マネートゥデイ、「職員・親族に無断で110億ウォンの名義貸し預金…セマウル金庫理事長が摘発」](https://www.mt.co.kr/finance/2026/09/02/2026090222375264012) — 2026年9月2日報道
  • [イーデイリー、「職員・親族名義で110億ウォンの名義貸し預金…セマウル金庫理事長を捜査」](https://coinlab.edaily.co.kr/News/Read?mediaCodeNo=257&newsId=05818726645576184) — 2026年9月2日報道
  • [セマウル金庫中央会・公式金融商品案内](https://www.kfcc.co.kr/html/goods/popup/goods0101_19.html) — 2026年9月3日確認