今回の変更では、同じイベントに含まれるすべての日程が同じ扱いで中止になったわけではない。公演、一般来場者向けコンベンション、招待制・企業向けプログラムで状況が異なり、チケットごとの対応条件も別々に案内されている。まず手元のチケットの種類を確認すると、適用される対応を把握しやすい。
テミン公演は中止、一般来場者向けコンベンションは春に延期
2026年10月25日午後7時にシアトルのClimate Pledge Arenaで予定されていたテミンの公演は中止となった。Bell Harborで10月24~25日に開催予定だった、一般来場者向けのK-ERA FESTコンベンションは中止ではなく、2027年春に延期された。日程は連続していたものの、公演は中止、コンベンションは延期と、変更の内容は異なる。


主催者が説明した2つの判断理由
主催者は公演の中止について、コントロールできない状況が予定日までに解決しなかったと説明した。公開された告知では、その状況が具体的に何を指すのかは明らかにされていない。
コンベンションの延期理由は別に説明されている。主催者によると、公演がなくなったことで、出展ブランドに約束していた想定来場者数や商業機会を確実に提供することが難しくなった。期待に届かない可能性のあるイベントをそのまま開催するのではなく、一般来場者向けの日程を春に移す判断をしたという。これは公演中止の理由とは別の、コンベンション運営に関する主催者の判断だ。
公演チケットとコンベンションチケットで対応が異なる
公演チケットは全額払い戻しとなり、主催者と会場は、購入元を通じて払い戻しを行うと案内した。購入者による別途の申請は不要としている。一方、有料のコンベンション入場券は、2027年春の新日程でも有効だ。そのチケットを保持する場合は手続き不要で、払い戻しを希望する場合は、氏名と注文情報を記載して[email protected]に連絡すればよい。
公演チケット購入者に案内されていた無料の「Concert Ticket Holder pass」については、別途確認が必要だ。10月のイベント開催前に公開されたチケット案内では、チケット販売サイトでこのパスを申請してQRコードを受け取り、コンベンションのチェックイン時にパスと公演チケットの証明を提示するよう案内されていた。変更告知では、公演チケットの払い戻しと、有料コンベンションチケットが春の日程でも有効であること、または払い戻しを申請できることが説明されたが、公演チケットの払い戻し後も無料パスが有効かどうかは明らかにされていない。10月18日時点で公開FAQページは準備中で、チケットや払い戻しに関する回答は公開されていなかった。
10月の招待制・企業向けプログラムは予定どおり、春の日程は調整中
一般来場者向けコンベンションの延期によって、10月のプログラム全体が中止になるわけではない。主催者は、10月22日の招待制「Korean National Day Gala」と、10月23日の招待制「VIP influencer party」は予定どおり開催すると案内した。購入者との商談、流通、マーケット訪問で構成される10月23~24日のB2Bプログラムも予定に残っている。これらは一般来場者向けチケットで参加するコンベンションとは対象が異なるプログラムだ。
新しいコンベンションの日程と会場は、現在調整中だ。主催者は2026年11月30日までに告知するとしている。そのため、有料コンベンションチケットの購入者は、現在発表されている「保持」または「メールで払い戻し申請」の条件に基づいて判断できる。一方、公演チケットに付属していた無料パスは、払い戻し後の有効性が確認されていない。春のイベントへの入場を検討する際は、このパスについて追加案内が出るかどうかも確認したい。