オスカー・ピアストリの2026年F1イタリアGPでのスタート位置が、予選3位から6番手に変更される。FIAスチュワードは、予選中にピアストリがターン2でカーナンバー30のリアム・ローソンを妨害したと判断し、次の出場レースでグリッド3ポジション降格のペナルティを決定した。
FIAが判断したターン2の状況とは
FIAの裁定文によると、ピアストリはマックス・フェルスタッペンのプッシュラップを認識した後、右側へ移動してフェルスタッペンを通過させた。しかし、その後ろを走っていたローソンを避けられず、妨害が発生した。FIAはこの行為を意図的な妨害とはみなさなかった一方で、不必要な妨害だったと判断した。
裁定では、FIA F1規則B4.1.1への違反が記録された。スチュワードは標準ペナルティである3グリッド降格を適用した。そのため、予選で1分21秒966を記録して3位となったピアストリのスタート位置は、3つ下がることになる。
ペナルティがモンツァのスタート順に与えた影響
今回の決定により、ピアストリは予選結果どおり3位からスタートするのではなく、6番グリッドから決勝を開始する。ピアストリの降格に伴い、予選4位のシャルル・ルクレールと5位のルイス・ハミルトンは、それぞれ1つずつ順位を上げる。
今回の変更は、予選タイム自体が抹消された結果ではなく、妨害判定に基づいてグリッドへ適用されたものだ。スタート順は、決勝直前の追加発表や手続きによって変わる可能性が残っている。
決勝のスケジュールと未確認の事項
2026年イタリアGP決勝は、9月6日15時(現地時間)にモンツァでスタートする予定だ。FIAの裁定文には、規則と適用期限に基づき、スチュワードの決定に対して控訴する権利があると記載されている。ただし、現時点で確認された資料には控訴の結果が示されていないため、決勝スタート前の最終グリッドは、後続の公式発表で改めて確認する必要がある。