Nomaは2026年8月5日、コペンハーゲンで再開店した。今回の復帰で重要なのは、営業再開そのものよりも、日常の運営を担う中心人物が変わった点にある。Noma公式サイトおよび関連報道によると、パブロ・ソト・ロドリゲス・ヒルがExecutive Head Chefとして紹介されている。
コペンハーゲンに戻ったNomaは、創業者中心の日常運営から、新たな運営陣が役割を分担する体制へ移行した。
レネ・レゼピは完全に去ったわけではない
レネ・レゼピはNomaの創業者、オーナーであり、Creative Directorとして残る。ただし、日常の運営からは退いた。したがって今回の変化は、レゼピの完全な退任や、すべての権限が引き継がれたことと断定するよりも、日常の運営とクリエイティブ面の役割が分離されたものと捉えるのが正確だ。
Nomaの日常運営には、パブロ・ソトのほか、CEOのアニカ・デ・ラス・ヘラスとR&D責任者のメッテ・ブリンク・セーベルも参加する。ソトの公式英語肩書きはExecutive Head Chefだ。
3シーズンから12シーズンへ
Nomaは、従来の3シーズンを中心とした運営から、毎月異なる表現を披露する「12シーズン」方式へ移行すると発表した。予約ページには、2026年8月5日から10月31日までの予約販売日程が案内されている。
この変化が意味するのは、再開後のメニューや体験が一つの固定された形式で提供されるのではなく、月ごとの表現を中心に構成されるということだ。ただし、各月の具体的なメニュー内容は、今回確認された資料には含まれていない。
ミシュランガイドには掲載されなかった
Nomaは2026年版ミシュランガイドから除外された。報道によると、2026年の営業期間がガイドの要件を満たすには十分でなかったためだという。これは再開時点の状況を示すものであり、今後の別途評価や星の回復を意味するものではない。
レネ・レゼピとNomaをめぐっては、元従業員による虐待や暴力の申し立てが報道で取り上げられた。ただし、個々の主張や事実関係については、報道の範囲を超えて断定することはできない。今回の再開店は、こうした論争の後に新たな運営体制で始まった出来事という文脈で報じられている。
確認事項を一覧で見る
| 項目 | 確認された内容 |
|---|---|
| 再開店 | 2026年8月5日、コペンハーゲン |
| 厨房運営 | パブロ・ソト、Executive Head Chef |
| レネ・レゼピの現在の役割 | 創業者・オーナー・Creative Director、日常運営からは退任 |
| 運営方式 | 3シーズン中心から12の月間シーズンへ移行 |
| ミシュランでの状況 | 2026年版ガイドから除外 |
| 予約案内 | 2026年8月5日〜10月31日 |
出典
- [Noma公式サイト](https://noma.dk/)
- [The Guardian報道](https://www.theguardian.com/world/2026/aug/01/noma-restaurant-reopens-new-leadership-abuse-allegations)
- [Associated Press報道](https://apnews.com/article/e9e481a441da952b54f1b87afc65d511)
- [la Repubblica現地報道](https://www.repubblica.it/il-gusto/2026/08/05/news/noma_riapre_a_copenaghen_con_pablo_sotor_e_mette_soberg-425513386/amp/)
- [MICHELIN Guide Nordic Countries 2026](https://www.michelin.com/en/publications/products-and-services/the-michelin-guide-nordic-countries-2026-edition)
- [Noma予約ページ](https://noma.dk/reservations/)
確認時点:2026年8月31日