釜山市は8月22日から24日まで、海雲台海水浴場・甘川文化村・龍頭山公園などの主要観光地で、外国人観光客34人を対象に1対1の詳細なインタビューを行った。参加者は釜山の自然環境、地元料理、都市の雰囲気、市民の親切さを肯定的に評価した。
主な変化
今回の調査は、釜山観光で外国人訪問客が実際に感じている不便を国籍別に把握し、観光受け入れ態勢の改善課題を見つけるために実施された。
釜山市は、インタビュー結果を関係部署と区・郡に共有し、現場ですぐに改善できる課題から見直していく方針を明らかにした。
現在の状況
インタビューで挙がった不便は、訪問客の言語圏や利用方法によって異なっていた。
- 中華圏の観光客は、決済・配達・飲食店の予約・公共レンタサイクルの認証、ハングル中心のタクシー表示を不便な点として指摘した。
- 日本人観光客は、主要観光地の公衆トイレの臭いや清潔さ、飲食店周辺の吸い殻、西面一帯の下水口からの悪臭、一部の伝統市場でのカード決済を改善課題として挙げた。
- 欧州・北米などの英語圏の観光客は、GoogleマップやNAVERマップで釜山の観光情報を見つけにくいこと、公共のごみ箱不足、韓国の電話番号を求められる認証、T-moneyへの現金チャージ、Visit Busan Passの認知度不足を不便な点として挙げた。
ただし、今回の結果は34人を対象とした詳細なインタビューに基づくものだ。釜山を訪れる外国人観光客全体に共通する経験や、釜山全域の施設状況を示す定量的な世論調査として解釈することはできない。
影響
釜山を訪れた外国人観光客は、2026年上半期に242万629人と集計され、前年同期比で43.9%増加した。同期間の外国人によるクレジットカード支出額は5914億ウォンで、63.0%増加した。2025年通年の釜山訪問外国人観光客数は364万3439人だった。
観光客数と支出額が増加する中、今回のインタビューでは、利便施設や情報へのアクセスに関する具体的な改善課題が示された。ただし、観光客の増加と現場の不便との因果関係が確認されたわけではない。
次回の確認時点
釜山市は、第3次追加補正予算案が議会の審議を通過すれば、観光地へのごみ箱設置などの短期課題に対して、区・郡への支援を優先的に投入する計画だと明らかにした。そのため、ごみ箱の設置を含む改善課題が実際に完了したかどうかは、今後の公式発表で確認する必要がある。
長期課題は部署間の連携によって策定し、2027年から外国人観光客への詳細なインタビューを定例化する方針だ。
出典の確認
- [釜山広域市公式プレスリリース:釜山市、外国人観光客の生の現場の声を聞き、観光客満足度を高める!](https://www.busan.go.kr/nbtnewsBU/1752268) — 2026年9月2日確認
- [ソウル経済報道:釜山市、外国人の現場密着型ヒアリングで観光体質を改革](https://v.daum.net/v/20260902075328769) — 2026年9月2日確認
- [釜山広域市公式プレスリリース:2026年上半期、釜山を訪れた外国人が242万人を突破](https://www.busan.go.kr/nbtnewsBU/1745118) — 2026年9月2日確認
- [釜山日報報道:グローバル観光都市・釜山、台湾・香港など中華圏の観光客を魅了](https://www.busan.com/view/busan/view.php?code=2026021918250044376) — 2026年9月2日確認